その2『汚れに合った洗剤って…?』 [お掃除レッスン【きほん編】]
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お掃除マスターのピヨです(^^
いつもブログをご覧下さいまして、誠にありがとうございます。
お掃除レッスン【きほん編】その1では、洗剤がいかにありがたいものかを
解説しました。
さて、今回のテーマは、『汚れに合った洗剤って…?』です。
皆さんは、小学校、中学校の理科の授業で、『酸性』『中性』『アルカリ性』について習ったと思いますが覚えていますか?
実は洗剤も『酸性』『中性』『アルカリ性』に分類されています。
覚えている方も、そうでない方も、洗剤を上手に使いこなして頂きたいので
ちょっと難しいかもしれないですが、解りやすく説明するので、ついてきて下さい。
酸性(主に苦い味)---中性(酸とアルカリの中間)---アルカリ性(すっぱい味)
そして、その『酸性』や『アルカリ性』が強いとか弱いとかいう度合いのことを
pH(ペーハー)といいます。(※詳しくは【応用編】にて解説します)
ちなみに、食べ物も『酸性』と『アルカリ性』に分類する事ができます。
酸性:肉、魚、牛乳、卵黄、砂糖、お米、コーヒー、紅茶…
アルカリ性:野菜、果物、卵白、昆布、きのこ、酢、はちみつ、中国茶…
普段はこのように意識しませんよね。
余談ですが、酸性食品ばかりを食べ続けているとカラダが中性から酸性になり
痛風、結石、そして尿が酸性になったりして、非常に危険なので注意が必要です。
では、それらを踏まえて、汚れと洗剤について考えてみましょう。
突然ですが、質問です。
酸性の汚れを落とすには、酸性とアルカリ性
どちらの洗剤を使えばよいのでしょうか?
…
答えは、『アルカリ性』です。
では、もうひとつ質問です。
酸性の汚れをアルカリ性の洗剤を使って落とせたのは、なぜでしょう?
…
答えは、酸をアルカリで『中和(ちゅうわ)』したからです。
つまり、汚れが酸性かアルカリ性かを見極められると
それに合わせて、使う洗剤がわかるということです!
その汚れの見極め方ですが、「酸」で落ちる汚れはたったの2種類なので
それさえ覚えてしまえば簡単に見分けられます。
1つ目は、トイレの「尿石」と「水垢」(カルシウムが含まれておりアルカリです)
2つ目は、浴室の「石けん」と「シャンプー」(両方ともアルカリです)
これらは「酸」でなくては落ちません。
それ以外は、「アルカリ」の洗剤で落とせます。
いかがですか?これですと覚えやすいでしょう。
このように「酸性」か「アルカリ性」かを意識するだけで、
簡単に汚れを見極める事が出来るのです。
※次回のテーマは、『お掃除で活躍する道具たち』です。
それでは、お楽しみに(^^
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